長島有里枝 『SWISS』

今日は4月刊行予定、長島有里枝『SWISS』の打合せで、SCAI THE BATHHOUSE の後、
デザイナーの寄藤文平さんの事務所へ。
寄藤さんのデザインがすばらしくて、無上に嬉しかった。
今回の「SWISS」の写真も日記も、もしかすると新しい長島有里枝と映るかもしれないが、
それは本質的なものなのだ、だからこよなく大事なのだと感じる。
寄藤さんの、なんのけれんみもない、大切に束ねたらこうなったという感じの清潔な佇まいの造本が、自分の漠然とした予想の範囲をはるかに超えて素晴らしかった。
いつもながら、、これを現実に本として実現できるかどうか、、、と思うと、おかしくて笑ってしまう。笑うということは、元気があるということだ。

階下では、24日の志賀理江子『カナリア門』リリースイベントに向けて、準備が進行中。
この本を手にとってほしい、と切望する。
それは、作家や赤々舎にとってではなく、もっと大きい何かに手向けられた気もちのようだ。詳しくはどうぞこちらをご覧下さい。

志賀理江子『カナリア門』 リリースイベントのご案内