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2017年8月16日に放送された、ハートネットTV「フィルターの先に~写真家・石川竜一~」
の内容が3分に再編集されたティザー動画がNHK HUMANにて公開されております。




この頃は、その後「日産アートアワード2017」や「About the photographs,About us, Asia」で発表された"home work"を撮っている頃です。(上記サイトからは"home work"Tシャツもお求め頂けます)

いつの日か、再放送やその後の活動(石川さんはその後、フランス、ロンドン、北海道、韓国でも撮影をしています)も番組になる日があれば、とても楽しみです。



石川竜一写真集『okinawan portraits2012-2016』はこちらからお求めいただけます。

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藤岡亜弥写真集『川はゆく』(小社刊)を、8月20日付 読売新聞(日曜版)本よみうり堂にて、取り上げて頂きました。

長島有里枝さんによる書評で、文章の結びが、軽やかなことともちがって、ある希求のように響きます。


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また現在発売中の雑誌「MUSIC MAGAZINE」(2017年 9月号)には、

『川はゆく』の書評を写真評論家の鳥原学さんがお書き下さっています。

日常、聖地、観光地の、何層にも折り重なった光景と、広島の街で生きることのそのままについて、触れて下さっています。

ぜひ書店でお手にお取り下さいませ。


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藤岡亜弥写真集『川はゆく』、『私は眠らない』は、こちらからお求め頂けます。

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NHK・Eテレの番組ハートネットTV「フィルターの先に─写真家・石川竜一」にて、宜野湾市にある自宅を中心に1ヶ月に及んだ、石川竜一の密着取材の様子が放映されます。

ある時、石川竜一は妻・ちほさんに「俺は石川竜一というフィルターなんだ」とつぶやく。また取材の期間に新シリーズの撮影もスタート。8/16(水)20時〜、8/23(水)13時05分〜<再放送>是非、ご覧下さいませ。



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また8/17(木)発売「美術手帖 川島小鳥 特集」(17年9月号)にて、石川竜一との対談「写真は"いま、ここ"を撮るべきなのか?」が掲載されています。今号には竹内万里子さんを聞き手にした志賀理江子さんのインタビューも掲載。こちらもぜひご覧ください。


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石川竜一写真集『okinawan portraits2012-2016』、『adrenamix』はこちらからお求めいただけます。




小社HPからのご注文は、送料無料です。


本年度の木村伊兵衛賞、土門拳賞の最終選考作品に同時選出され、各所で話題を呼んでいる金山貴宏写真集『While Leaves Are Falling...』を、現在発売中のアサヒカメラ2017年5月号と、毎日新聞 4月23日(日)付 にてご紹介頂いております。


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                                 <アサヒカメラ2017年5月号>

<金山さんは旅の節々でこれらの写真を撮る時、お母さん、おばさんたちを前にして「待つ」ことにある程度の時間を費やしているという。いったい、何を待っているのか?>
 
写真家大西みつぐさんによる記事です。取材は、お二人が住む江戸川区の喫茶店にて行われたそうです。


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Stephen Shore(スティーブン・ショア)やJoel Sternfeld(ジョエル・スタンフェルド)などの写真家に大学院で学んだ金山貴宏さん。
記事は、その写真が持つ「距離」がどのような距離であるか、時間、他者、優しさについて触れながら書いて頂いております。



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同じ場所で撮影された連続する2ページもあらためてよく見てみると、母親との距離が異なるような。(アスファルトとタイル)
お母様の立ち位置の少しの違いでそう見えるのか、それとも気持ちのような何かか、、横のフェンスの草の状態、後ろの鉢の草花の状態、カーテンの状態、そして手を振る姿をわからないまま、何度も見てしまいますね。



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写真集は書店、amazon、小社HPにて好評発売中です。東京 外苑前のShelfさんにはサイン本も有(残部僅少)
繰り返される金山さんのご家族との旅行と同様に、同じ時は訪れないまま、見る方も繰り返し見てしまう一冊です。


金山貴宏写真集『While Leaves Are Falling...』はこちらからお求め頂けます。(表紙2種類)


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今月発売となる新刊 露口啓二写真集『自然史』について、画家の横尾忠則さんが本日4月16日(日)付朝日新聞朝刊にて書評をお書き下さいました。

ご自身の肉体の変化と自然の在り様を重ねてお書きになられながら、「アイヌの他界観」、「原発事故の痕跡」、「森と水の国土の鎮魂の記憶」などに触れ、梅原猛氏の「草木国土悉皆成仏」、画家ジャクソン・ポロックのオールオーヴァー・ペインティングにまで繁茂し到達する評です。下記リンクよりお読み頂けます。


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また、こちら露口啓二写真集『自然史』は本日、小社HPとamazonにて、先行発売を開始致しました!
メールにてご注文を承り中ですので、下記事項をご記載の上、ぜひお求め下さいませ。
小社からの発送で、送料無料でお届け致します!


露口啓二写真集『自然史』

定価 : 5400円(税込)/ 上製本 / 128頁 / 230mm x 275mm  / 寄稿 : 四方幸子 倉石信乃




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件名に『自然史 予約』
・氏名
・送付先ご住所
・お電話番号
・冊数
をご記載の上、info@akaaka.com までご連絡ください。

お支払いは代引となります。代引き手数料は無料です。


 



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石狩川水系千歳川の支流であり、かつては、アイヌ文化形成の重要な経済的基盤でもあった「漁川上流域」。
日高山西部の流域にダムが建設されたことで出現した湖によって、先住民族アイヌの生活や儀式の場などが水没した二風谷や荷負などの「沙流川地域」。
石炭産業を中心に北海道の諸地域に形成された、夕張、三笠などの「空知炭鉱地帯」。
東日本大震災の被災地である陸前高田、気仙沼、女川、石巻、南相馬にわたる「長大な太平洋沿岸」と、福島第一原子力発電所の事故により放射性物質が飛散し堆積した「帰宅困難区域の内側」「境界線」「外側」。
そして古来より自然と庶民の格闘の場であり、忌部と呼ばれる集団にかかわるとされている文化が成立していた徳島の「吉野川流域」。

古来、近代文化の盛衰。その史にではなく、その痕跡に繁茂し史を覆う自然に、露口啓二は、静かに見る。

かつて大量に鮭が遡上し、アイヌと和人に共有されていたとも思われる漁川流域の狩猟儀礼の場シラッチセや、石炭産業の衰退の後、坑道を地中に残したまま地上に放置されたボタ山、生活の場。原子力発電所の事故により居住が認められなくなった場。
多様な事態が起こり、変容していくそれらの場所が「自然」に浸透されてゆく諸様態、諸様相は、私たちの目にはどう映り、写真にはどう写るのか。

作家が現在も活動する道内(近代化の資源ための開拓によってなされた地)のアイヌの森と水から始まり、
東日本大震災の記憶を経て、出生の地である徳島の吉野川流域までにいたる様々な場所で撮られた写真群の併置により、
空間の差異と同質性、あるいは等価性、そしてそこに潜む不可視性など、「自然史」と言うべき壮大なうつろいの気配の顕現を試みる一冊である。









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