山内悠「夜明け」

「126 POLAROID」の色校正を多摩美で終えてから、赤々に戻る。
なぜ本はいつも待ってくれないのか?
生まれようとするものにはかなわない、いつも。

山内悠の「夜明け」もそこにある。
この写真集が、ご来光のカレンダーとどう違うのか、どう違わないのかをいつも思う。
8月21日~、AKAAKAで写真展を開く。

情熱的なひとのように言われると、情熱にわるいと切に思う。
あきらめはわるいかもしれないが、意思も情熱もまだ遠いもの。

藤岡亜弥さんからの思いがけない贈り物と、アルルからの葉書がとても嬉しかった。
わからないことこそ、共にしたいと思うのだ。