韓日国交正常化60周年を記念した、現代写真交流プロジェクト「Dry Land: A Liminal Cartography ／乾いた土地：境界の地図学」に、小社より写真集を刊行している岩波友紀さん、石川竜一さん、髙橋健太郎さん、金サジさんが参加されます。また、展覧会とともに開催される国際写真学術トークプログラムには、モデレーターとして竹内万里子さんも参加されます。
国家中心の物語では捉えきれない「境界の地帯」に残る記憶や時間の亀裂を、写真というメディアを通して探究。
それぞれの視覚性と感覚が交差する、新たな"感覚の 〈地図〉"を提示することが目指されるとともに、展覧会とトークプログラムから、韓日間の新たな視覚的対話の場がひらかれます。
韓日国交正常化60周年記念 現代写真交流プロジェクト
Dry Land: A Liminal Cartography
乾いた土地：境界の地図学
会期：2026年1月15日（木）〜1月24日（土）
時間：10:00〜18:00
会場：京都府立文化芸術会館 2F（京都府京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1）
入場無料
主催：啓明大学校（韓国）
主管：啓明大学校 啓明市民教育院 市民大学
後援：啓明大学校 RISE 推進団
協力：株式会社 赤々舎
展覧会 参加作家
チョン・ジュハ（Chung Chuha）、ノ・ギフン（Noh Gihun）、チョン・フン（Jung Hoon）、岩波友紀、石川竜一、髙橋健太郎、金サジ
展覧会 参加作家（教育・研究交流）
キム・ウィロ（Kim Euiro）、オム・ジャンフン（Eom Janghoon）、三浦宗民、ソウ・メイリ（Zeng Mingli）、イ・ヒョンスン（Lee Hyunsoon）チョン・オクスン（Jeong Oksun）、チェ・ランシク（Choi Rangsik）、コ・ウニ（Go Eunhee）
企画総括：チョン・フン / Jung Hoon（啓明大学校 写真映像メディア学科 教授）
共同キュレーター：姫野希美（赤々舎 代表）
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国際写真学術トークプログラム
「境界の視覚に関して」
日時：2026年1月16日（金）18:30～20:30（開場18:00）
会場：京都府立文化芸術会館 2階 洋室2B
入場無料、事前予約不要
モデレーター：
竹内万里子（京都芸術大学 教授）
登壇者：
チョン・ジュハ（Chung Chuha）、姫野希美、チョン・フン（Jung Hoon）、岩波友紀、石川竜一、ノ・ギフン（Noh Gihun）
韓日現代写真が共有する視覚的・文化的な接点、境界と多重性の表象、災害・記憶・移動といったテーマが、同時代の写真表現においてどのように言語化され、可視化されているのかを論じる。また、両国の写真研究・批評・制作における、協力モデル構築の可能性を模索する。