【展示&イベント】ERIC写真展「EYE OF THE VORTEX」「GOOD LUCK HONG KONG」-12月15日(月)〜21日(日)/PlaceM-

写真家ERICが12月15日(月)〜新宿御苑前のPLACE Mにて2作同時に写真展を開催いたします!
インドの混沌と群衆を撮影した最新刊『Eye of the Vortex』と
10月に起こった故郷香港の学生デモを撮影した最新作「GOOD LUCK HONG KONG」を展示。

12月20日(土)19時〜はタカザワケンジさん×瀬戸正人さんとトークイベントも!!!
インドと香港を撮影した現地の臨場感溢れる映像も上映します。

群衆から浮かび上がるERICのスナップの神髄を、ぜひご覧下さいませ。
ご来場をお待ちしております。

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Eye of the vortex.JPG
©ERIC

インドではまず群衆に巻き込まれる。しかもこの群衆は、法の下の秩序ではなく、言わば、人の野性によって群れをなしている。そして、カーストを宿命として受容している。野性と宿命とが、群衆に顔をもたらす。個人を捉えるには、個人の目を以てすればよい。しかし群衆の相貌を捉えるには群衆の目が必要だった。渦巻く群衆の目の中心に、群衆の目で立ったとき、そこにインドが立ち現れて来た。

GOOD LUCK HONG KONG.JPG
©ERIC

19歳で日本に来てから17年。時間が並んだ。ときおりふと、自分はまだ香港人だろうか、もう日本人なのだろうかと迷う。「香港を撮ろう」と感じた。偶然、民主化運動が始まった。よく見知った街並に初めての光景があった。
その中心には台に載ったリーダーの若者がプレスの何十台ものカメラにリフトアップされて見えた。その周りには熱心な支持者の波また波。かき分けてゆくとやがて凪いだ境界、そこには祭りを遠巻きにしているような長閑さ。凪の境界を一歩出れば、私のよく知る香港の日常が坦々と広がっていた。身に染み付いた記憶は上書き保存されず、むしろ現在に滲み上がってきて、未来を仄かに照らし出す...そう経験した。

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日時

2014年12月15日(月)〜21日(日)
12:00 - 19:00(展覧会最終日•イベント開催日は18:00まで)
年中無休・入場無料

イベント

ERIC×タカザワケンジ×瀬戸正人 トークイベント
2014年12月20日(土)開場18:30/開演19:00
参加費:900円
定員:60名
下記へのメールにてご予約ください。※(a)を@に変えてください。
talkshow(a)placem.com

場所

PlaceM
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F 

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