畑智章写真展「THE NIGHT IS STILL YOUNG」

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畑智章写真展「THE NIGHT IS STILL YOUNG」

2010年10月1日(金) ~ 2010年10月30日(土)

OPEN|12:00~20:00
CLOSE|日・月曜日

オープニングレセプション

2010年10月1日(金)19:00-

この日より会場にて写真集『THE NIGHT IS STILL YOUNG』(定価2,600円)を先行発売致します。



この度、スペースAKAAKAでは、ロサンゼルス在住の写真家、畑智章の初めての個展を行います。
「THE NIGHT IS STILL YOUNG」(夜はまだ早い)と題されたこのシリーズは、主に2000年代前半のDrag Queen たちとそのシーンを撮影したもので、時代の記録また肖像として、大きな意味をもっています。
同時に、写真に刻まれた彼らの輝きは、私たちと地続きであるはずの熱と尊厳を帯びて、普遍的に訴えかけてくるものでもあります。そして親密で美しいカップルのシーン。
あらゆる境界が「夜はまだ早い」という魂の叫びのなかに融解していきます。

畑智章は、このシリーズについてこんなふうに語っています。

  

「日本のドラァグクイーンは80年代のNYのクラブシーンを模倣すると言う形でスタートし、日本と言う、まさに独自の文化を持つ孤島で進化しました。
僕はシモーヌさんが始めた頃のドラァグのシーンを一部の映像でしか見た事はありませんが、恐らく今回の写真に関して言えば、そのシーンの黎明期から爛熟期に当たる、狂乱の時代を切り取る事が出来たものだと思っています。そしてその日本のドラァグ、というのが、再びNYに逆輸入と言う形で戻ってゆき、出版と言う形で再び世界へと流れてゆく、という循環を作り出せたのであれば、僕の写真家としての使命はほぼ達成されたと言っても良いかもしれません。
そういう意味で、今回の本を見た若い世代の子達が、付け睫毛とウィッグで武装し、欺瞞に満ちた社会に対して全く別の「欺瞞で」それを無効化し、笑い飛ばし、陳腐な歌をリップシンクしながら、日々自分たちに押し付けられる「何か」に対して抵抗し、それを破壊していくーそうやって新しい世界を自らのものにするーそういうきっかけになって欲しいと思います。」

畑 智章



展示には写真のみならず、映像、音、そしてミラーボールやラメも舞います。
AKAAKAと畑智章でなければ生まれない空間へ、ぜひお越しください。