Anticorps 抗体 / Anticorps

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『Anticorps 抗体』完全日本語版
アントワーヌ・ダガタ写真集
定価:8,000円+税|195×260㎜|560ページ|上製
デザイン(日本語版) : 中島雄太(土間デザイン室)
翻訳:青山勝 田島義士
Anticorps (Japanese version)
Photographs by Antoine d'Agata
8,000JPY|195×260㎜|560page|hardcover
Design: Yuta Nakajima (doma Design Room)
Translation: Masaru Aoyama, Yoshihito Tajima


ISBN:978-4-86541-010-5
Published in April 2014


※ 現在、再版検討中です。


About Book 



アントワーヌ・ダガタの集大成、待望の完全日本語版。

マグナムに所属し、ドキュメンタリーとアートの枠を揺るがす写真により、世界の注目を浴びる写真家アントワーヌ・ダガタ。本書は、1990年から2012年までの作品を集大成し、ダガタの書き下ろしテキストを33ページにわたり鏤めた珠玉の写真集。ドラッグ、セックス、暴力の深淵に顕われる孤独な人間の姿は、社会のシステムに抗し、死と渡り合う生を渇望する。常に当事者であるアントワーヌ・ダガタの身体をもって書かれたテキストは、哲学であり詩であり小説でありポルノであり、世界を貫く呻吟、断片である。
2013年アルル国際写真フェスティバルにおいてブックアワードを受賞。


<目次>
00. 出口なし
01. 漂流
02. 陶酔
03. 欲望
04. 肉体
05. 消耗
06. 過剰
07. 饗宴
08. 堕落
09. 最期の時
00. 状況(シチュアシオン)
地図帳(アトラス):1961-2013



Book Previews

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Artist Information

アントワーヌ・ダガタ|Antoine d'Agata

フランス人、1961年マルセイユ生まれ。1983年にフランスを離れ、10 年間を海外で過ごす。1990 年、ニューヨークのICP にて写真を学ぶ。フランスへ帰国後は、1998 年に初めての写真集 "Mala Noche" が 出版されるまで、写真活動から離れている時期があった。ギャルリー・ヴュが作品を取り扱う時期を経て2004 年マグナムに参画、同年、東川賞を受賞し、初めての短編フィルム "Le Ventre du Monde" を監督 し、2006 年に東京で撮影した長編作品 "AKA ANA" へと繋がった。2005 年以来定住所をもたず、世界中で活動している。展覧会も各国で開かれており、2006 年、東京都写真美術館にて "Vortex" 展が、2008 年には東京のラットホールにて "Situations" 展が開催された。写真集も多数出版している。最新の展覧会に、2012 年ハーグの写真美術館、2013 年パリのル・バルにて開催された "Anticorps" がある。