Japanese Samurai Fashion

bk-everett-02.jpg
Japanese Samurai Fashion
エバレット・ケネディ・ブラウン 写真集
3,500円+税|260×260mm|110ページ|上製本
アートディレクション:松本久木


Japanese Samurai Fashion
Works of Everett Kennedy Brown
3,500JPY|260×260mm|110pages|Hard cover
Art Direction : Hisaki Matsumoto


ISBN:978-4-86541-061-7
Published in March 2017.




amazon_cart.gif

About Book 


日本の古層(オールドレイヤー)を、「湿板光画」という写真の古典技法で映し出し続けるエバレット・ケネディ・ブラウン。一期一会にも似て、一枚のガラスネガに焼き付けられる表象は、独特の陰影を帯びて立ち現れる。


本作『Japanese Samurai Fashion』のシリーズは、福島県相馬地方で約800年に渡り伝承されてきた祭礼「野馬追」(のまおい)に取材したもの。地元の人々が馬に乗り、神旗を奪い合う。 エバレット・ケネディ・ブラウンは、旧相馬中村藩主家34代当主・相馬行胤(みちたね)氏をはじめ、44名のポートレートを湿板光画で撮影した。代々受け継がれてきた武家の装束に身を包み、露光時間10秒のカメラと向かい合う人物像は、時空を超越するかのような魂を宿す。 一転してカラー写真では、約100名の袴の足もとを撮影した。様々な文様と色彩の組み合わせには、祭礼のもつ呪術性と祝祭性、そして他と競うような高度な技巧が凝縮されている。 中国や韓国のみならず、東南アジアやアフリカの影響を窺わせる布は、服飾文化の貴重な資料となるだろう。 さらに、カラー写真を反転し、また反復するなど、「野馬追」の歴史や真髄を作家独自の手法で表わす展開も注目される。 本書は、湿板光画とデジタル写真という時代的に隔たりのある技法を自在に用い、「侘び寂び」と「ハレ」とが共存する日本文化への視点を鮮やかに伝えるものである。そこには、祭礼と服飾と人との深い関わりが息づき、伝統と革新が共存するような一書となるだろう。 


緒言 彬子女王

序文 滝沢直己

帯文 松岡正剛・コシノジュンコ



Book Previews

SimpleViewer requires JavaScript and the Flash Player. Get Flash

Artist Information

エバレット・ケネディ・ブラウン|Everett Kennedy Brown

湿版光画家、文化庁長官表彰(文化発信部門)被表彰者、ブラウンズフィールド代表。
1959年、アメリカ・ワシントン D.C生まれ。88年に来日、その後永住。epa 通信社日本支局長を経て、作家として日本文化を海外に紹介し続けている。 「ナショナル・ジオグラフィック」「タイム」「 ニューヨーク・タイムズ」「ル・モンド 」の各紙など 、 欧米の主要なメディアで作品を発表。ドイツのGEO 誌で「ピクチャー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。 著書に『日本力』(松岡正剛との共著)、『俺たちの日本』、『ガングロガールズ』ほか多数。 幕末にペリーと共に黒船で来日し、 国内で初めて日本人を撮影した写真家・エリファレット・ブラウンJ r.は、彼の遠い先祖にあたる。