ことでん 仏生山工場 / Kotoden

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ことでん 仏生山工場
写真=GABOMI
2,500円+税 | 297 × 210 mm | 112頁 | 並製本
アートディレクション : 寄藤文平


"Kotoden"
Photographs by GABOMI


2,500JPY | 297 × 210 mm | 112 page | softcover
Art Director:Bumpei Yorifuji

ISBN 978-4-903545-82-0
Published in July 2012









About Book 


ものづくりの心、職人の誇り、現場をたいせつにするということ・・・ 「ことでん人」による「ことでん力」。愛と和をもって、ことでんは走り続ける。 岸田繁(ミュージシャン・くるり)

新進気鋭の写真家、GABOMI(ガボミ)が香川県高松市の私鉄「ことでん」の仏生山工場の様子を、「ことでん」開業100周年を期に撮影しました。
地元の人たちにも知られざるこの工場では、全国の廃車となった古い電車を譲り受け見事に改造補修しています。ほぼ手仕事で、電車の改造補修に使う部品、工具をはじめ、作業に使う机や職員用の風呂場までも自分たちで作っています。高い技術を持ったこの工場は、まさに「ことでん」の心臓部なのです。

長い年月を経て鉄道の技術や知識は人から人へ伝承されてきました。これから鉄道車輌の時代は大きく変わっていくかもしれません。GABOMIの記録写真は純粋に今を伝えるものであり、時代を超えて多くの人の心に、工場の景色とそこで働く人々の精神を残すものになるでしょう。

<「ことでん」とは>
正式名称は高松琴平電気鉄道。香川県の県庁所在地の高松や、観光名所の金比羅宮のある琴平などを通り、昨年開業100周年を迎えた地元からとても愛されている電鉄です。
さらに、日本で一番古い現役車輌や、全国の既に廃車になった古い電車がまだ走っているため、全国の鉄道ファンも注目の路線となっています。

Book Previews

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Artist Information

GABOMI  HP → http://www.gabomi.jp/

1978年高知県生まれ。香川県高松市在住。
日々出会う全ての物事に美を見出し記録撮影している。
高松市塩江美術館や県内外のギャラリーでの個展を開催。
2011年私鉄ことでんの車輌工場を撮影した「ことでん百年目の写真展」(高松天満屋/2011年)が大きな反響を呼び、一連の写真をメインビジュアルに使用した広告は、2012年全広連鈴木三郎助地域賞優秀賞、香川広告協会広告賞印刷部門 新聞部門で各優秀賞を受賞。
2012年、高松市立美術館「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.02」に出展。


Born in Kochi, 1978. Lives and works in Takamatsu, Kagawa.
GABOMI photographs the beauty of everyday life.

GABOMI's works have been shown in many solo and group shows in Japan, such as Shionoe Museum of Art. In 2011, the exhibition "100 anniversary of Kotoden" (at Takamatsu Temmaya) created great sensation, and the advertisement, used her images, got numerous awards. In 2012, GABOMI participates in the exhibition "Takamatsu Contemporary Art Annual vol. 2" at Takamatsu City Museum of Art.