ミルフイユ 03

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ミルフイユ 03
1,500円+税 | 110 × 180 mm | 208頁 | 並製本
アートディレクション : 中島雄太
企画/発行 : せんだいメディアテーク
編集/発売 : 赤々舎
Mille-feuille 03
1,500JPY | 192 × 260 mm | 208 page | softcover
Art Director : Yuta Nakajima
Published by Sendai Mediatheque
Edited and Distribution by AKAAKA
ISBN : 978-4-903545-69-1
Published in March 2011





About Book

「土に着く」

3.11以降の私たちが新たな意思を見出すために、
地に足をつけたひとびとの新たな関係の発見と、
借りものではない生きた表現やメディアをつくりだしていく可能性を探る。


<目次>
【 第一章】 二〇十一年、土着考 ――手を、身体を、委ね、弄り、模索する。
・銀紙の星 / 栗原彬 ・関係性としての土着 / 高木正勝
・起源の同居 / 遠藤一郎
・掘った穴を埋めて掘り返して埋めてまた掘る / 志賀理江子
・「きりこ」と彼女たち――土着という希望―― / 吉川由美
・地域の話はうんざりだという人へ / 白川昌生
・新しい故郷――団地族に捧げる―― / 谷川俊太郎

【第二章】 コミュニケーションの未来へ
・「伝わらないこと」のおもしろさ / 西川勝
・「表現すること」のもどかしさ / 毛利嘉孝
・「集団の力――コミュニケーションから生まれる創造性」 / 甲斐賢治
・トークセッション第一部「伝わらないこと」のおもしろさ 抄録 / 田門浩、田 原、西川勝
・トークセッション第二部「表現すること」のもどかしさ 抄録 / いとうせいこう、白石草、津田大介、毛利嘉孝
・トークセッション第三部集団の力――コミュニケーションから生まれる創造性 抄録 / レオニー・バウマン、諏訪敦彦、寺本弘伸、八田真行、ピーター・バラカン、甲斐賢治

【第三章】 中村ハルコ「海からの贈り物」 ・"adventure"という視点から――中村ハルコの写真を語る / 下館和巳
・足の裏から。おわりに「ミルフイユ」編集後記に代えて / 佐藤泰

Book Previews

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Artist Information

せんだいメディアテークとは?

せんだいメディアテークは、2001年に開館した仙台市にある文化施設。世界的な建築家・伊東豊雄氏による設計と、「最先端の知と文化を提供(サービ ス)」「端末(ターミナル)ではなく節点(ノード)へ」「あらゆる障壁(バリア)からの自由」を運営コンセプトによりグッドデザイン大賞(2001年)を 受賞。図書館、ギャラリー、シアターなどを持ったこの空間で、これまでさまざまな展覧会や上映会、ワークショップなどが日々行われている。



planning for the "sendai mediatheque" began in 1994. at the beginning, plans called for a multifunctional facility comprised of a library, gallery, visual media center that also contained services to aid the sight-and hearing-impaired. subsequently, plans changed so that instead of simply being a "mixed-use" facility, it was intended to encompass a larger sphere of functions that would allow the facility to operate as a unified "mediatheque" with common goals to respond to a continuously changing information environment and users' diverse needs. the "sendai mediatheque will gather, preserve, exhibit, and present various forms of media without being bound to form or type. this public facility for the 21st century will, through its various functions and services, be able to support the cultural and educational activities of its users.