ERIC写真集『Eye of the Vortex』刊行記念トークイベント&サイン会 ~スナップの可能性~ -10月19日(日)/NADiff a/p/a/r/t -

10月19日(日)NADiff a/p/a/r/tにて、ERIC写真集『Eye of the Vortex』刊行記念トークイベント&サイン会を開催いたします。
百々新さん、山内悠さん、浅田政志さんという、それぞれに作風の異なる3人の写真家が
ERICさんを囲むという今までに無いトークとなりますので、ぜひお聞き逃しの無いよう
皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。
予約不要・入場無料でどなたでもご参加いただけます!


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この度NADiff a/p/a/r/t では、写真家ERICの最新作『Eye of the Vortex』の刊行を記念し、トークイベントを開催いたします。
ERICは、自身のルーツである中国を撮った『中国好運』(赤々舎) や『LOOK AT THIS PEOPLE』(赤々舎) などで、人が織りなす風景を圧倒的な迫力と美しさで写し撮ってきました。
最新作『Eye of the Vortex』は、2012年から 2014年の約 2年間の間に訪れたインドの風景のストレート・スナップによって構成された写真集です。
インドの溢れかえる群衆にのみこまれながら、混沌の只中にカメラを向
け続けたERICのスナップは、過去作に通底する人や風景に対する飽くなき好奇心、スナップの迫力や美しさが、益々高まり集約された1冊となっています。
「暴力的ともいえる至近距離でのスナップショット」(2009年木村伊兵衛写真賞最終審査での土田ヒロミ氏評) によって、肉眼での視野を超えた新たな風景をスナップするERICの撮影態度をお話し頂くと共に、同じくスナップ写真の手法で撮影を行う、ERICとも親交が深い3名の写真家をお招きし、それぞれの角度から「スナップの可能性」について討議します。
今日避け難くある社会の中での問題も含め、スナップという表現の可能性 / 不可能性を写真家たちの声から考えてゆきます。 

ERIC写真集『Eye of the Vortex』刊行記念トークイベント&サイン会
~スナップの可能性~


日時

2014年10月19日[日] 17:00 - 18:30
※トーク終了後サイン会

場所

NADiff a/p/a/r/t 店内
入場無料 (予約不要)
※30名様以上はお立見となりますのでご了承下さい。



協力

赤々舎 


出演者プロフィール

ERIC エリック
1976年香港生まれ。97年、日本語を習得するために来日。写真店「西村カメラ」に住み込みで働きながら写真を学ぶ。代表作に『中国好運|GOOD LUCK CHINA』(赤々舎、2008年)、『LOOK AT THIS PEOPLE』(赤々舎、2011年)等。2009年第9回さがみはら写真新人奨励賞受賞。2014年9月にインドで撮影した最新作『Eye of the Vortex』(赤々舎)を刊行。

百々新 Arata Dodo
1974年大阪府生まれ。大阪芸術大学・写真学科在学中の1994年から6年間、上海に通い続けて撮影を行った『上海の流儀』(Mole、1999年) で日本写真協会新人賞受賞。カスピ海沿岸5カ国 (ロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン) の町の風土と人々の営みをとらえた『対岸』 (赤々舎、2012年) で第38回木村伊兵衛写真賞受賞。

山内 悠 Yu Yamauchi
1977年兵庫県生まれ。独学で写真を始め、2004年より本格的に作品制作に着手する。富士山の7合目から600日かけて撮影した代表作『夜明け』(赤々舎) を2010年に刊行。2014年、山小屋での生活を綴った『雲の上に住む人 富士山須走口七合目の山小屋から』(静山社) を刊行。

浅田政志 Masashi Asada
1979年三重県生まれ。家族を被写体に架空のシチュエーションを作り込み、全員で扮装、演技して撮る家族写真で知られる。2009年、写真集『浅田家』(赤々舎) で第34回木村伊兵衛写真賞受賞。2014年3月に新刊『卒業写真の宿題』(赤々舎) をファッションデザイナー神田恵介と共著で刊行。



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