ミルフイユ 04 / Mille-feuille 04

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ミルフイユ 04 / Mille-feuille 04
1,500円+税 | 180 × 204 mm | 210頁 | 並製本
アートディレクション : 中島雄太
企画/発行 : せんだいメディアテーク
発売 : 赤々舎

Mille-feuille 04

1,500JPY | 180 × 204 mm | 210 page | softcover

Art Director : Yuta Nakajima

Published by Sendai Mediatheque

Distribution by AKAAKA

ISBN: 978-4-903545-80-6
Published in March 2012



About Book 


「取り戻すべき日常」は、
果たしてこれまでと同様の日常なのか。
過去に戻るのでもなく、此処に留まるのでもなく、
ただ漠然と何かを棚上げするかのように
未来を描くのでもなく、
いま、今日を、どうつくるのか。

 せんだいメディアテーク機関誌「ミルフイユ」の04号は、震災後の私たちの「今日」を見つめる。「今日」を見失いつつある感覚の中で、震災をなぞるのではなく、以前に引き戻されるのでもなく、それを突き抜けて思考する言葉や表現の数々。

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序文「今日の作り方」より

 「取り戻すべき日常」は、果たしてこれまでと同様の日常なのか。過去に戻るのでもなく、此処に留まるのでもなく、ただ漠然と何かを棚上げするかのように未来を描くのでもなく、いま、今日をどうつくるのか。

 この問いに携える道具のひとつとなるよう、この本をつくった。
 私たちは震えている。あるいは、喘いでいる。もしくは、戦っている。日々、あらゆるものの価値についての決定を要請され、その答えを急かされる。焦らずにはいられず、自らの内のどこからか湧いてくる、よくわからない渇望に捕らえられていく。そんな日々の向こう側にどのような未来を描けばいいのだろう。そう立ち止まる間にも、実態のよくわからない大きな力が、私たちをまた元のサイクルに引き戻そうとする。
 このまとわりつくような濁流から、身を引きはがし、たとえ不器用であろうとも痺れるような実感がともなう歩みを得るには、あらためて今日のつくり方、そして外界との関わり方についての方策を探る必要があると考えた。

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<目次> 
いがらしみきお「今日のつくり方」/小野和子「物語ること、生きること」/志賀理江子「消えたか否か未ださめぬ」/花森安治「見よぼくら一銭五厘の旗」/渡辺京二「豊かな生活」/椹木野衣「『今日』をつくる新たな人に」/グリッサゴーン・ティンタップタイ「こんにちは、せんだい」/濱口竜介×酒井耕 対談「他者の声、明日の映画」/鈴木太「店長コラム 三つの話」/石牟礼道子「しゅうりりえんえん」/山田創平「あの青空を思え」/北澤潤「いつかの少年へ」/てつがくカフェ@せんだい


Book Previews

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Artist Information

せんだいメディアテークとは?

せんだいメディアテークは、2001年に開館した仙台市にある文化施設。世界的な建築家・伊東豊雄氏による設計と、「最先端の知と文化を提供(サービ ス)」「端末(ターミナル)ではなく節点(ノード)へ」「あらゆる障壁(バリア)からの自由」を運営コンセプトによりグッドデザイン大賞(2001年)を 受賞。図書館、ギャラリー、シアターなどを持ったこの空間で、これまでさまざまな展覧会や上映会、ワークショップなどが日々行われている。

planning for the "sendai mediatheque" began in 1994. at the beginning, plans called for a multifunctional facility comprised of a library, gallery, visual media center that also contained services to aid the sight-and hearing-impaired. subsequently, plans changed so that instead of simply being a "mixed-use" facility, it was intended to encompass a larger sphere of functions that would allow the facility to operate as a unified "mediatheque" with common goals to respond to a continuously changing information environment and users' diverse needs. the "sendai mediatheque will gather, preserve, exhibit, and present various forms of media without being bound to form or type. this public facility for the 21st century will, through its various functions and services, be able to support the cultural and educational activities of its users.