上田義彦『椿の庭』

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  上田義彦『椿の庭』
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  アートディレクション:葛西薫 矢入幸一
  協力:2020"A Garden of The Camellia" Film Partners
  発行:赤々舎

  Size:148 mm × 223 mm
  Page:296 pages
  Binding:Softcover

  Published in July 2020
  ISBN: 978-4-86541-117-1




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About Book


海を望む家。花々が揺らぐ庭。
日々を慈しむ家族の記憶と生が響き合う、珠玉の写真集。



写真集『椿の庭』は、「上田義彦映画作品」から生まれた一冊です。写真家として重要な軌跡を辿ってきた上田義彦が、長年抱いてきたテーマをもとに初監督、脚本、撮影を務めました。そのフィルムから切り出され、少しの言葉とともに構成されたこの写真集は、ストーリーからふと浮遊しつつ、イメージが織りなす豊かな呼吸と時間を湛えています。 

 人がそれぞれに抱える喪失と記憶。その揺らぎを秘めつつ庭の傍で営まれる暮らしの所作。季節の巡りと響き合いながら生の、そして死への時間が進むなかに、静謐であり切実である美しさが立ち昇ってきます。写真と映像、本と映画のあいだに在ってこの一冊は、手に取るひとりひとりと交わり、さまざまな記憶と今を呼び覚ましてくれるでしょう。 <2024年5月 重版>




"あれから15年があっという間に過ぎていった。あれから、というのは、僕がある日思い立ち、ある家の小さな物語を書き始めた日からということ。その日、家の近所を散歩していると見かけない空き地が目に飛び込んできた。 次の瞬間、「あの家が無い、あの好きだった大きな木が無くなっている。」僕の中で何かが失われていくのが分かった。喪失感? 空っぽの地面が僕に何かを突きつけてきた。

あの日、僕の映画が始まった。

これらの写真は、映画で撮影したフィルムの中から選んだものです。僕にとっては、思い出深い、大切なシーンが写されています。
どんな家にも、それぞれの大事な家族の記憶が宿っている。家だけではない。小さな庭にも、そこに長く育った木にも、何気なく片隅に置かれた物たちにも。それらが無くなった空き地で、行き場を失った場所の記憶の、小さなつぶやきを、あの日、僕は聴いたような気がした。"


「椿の庭」について      上田義彦





About Movie 



映画『椿の庭』

監督・脚本・撮影 上田義彦

富司純子 沈 恩敬(シム・ウンギョン)

田辺誠一 清水綋治
張 震(チャン・チェン)特別出演

鈴木京香

エグゼクティブプロデューサー:小佐野 保、畠中鈴子
プロデューサー:橋本竜太、小川真司、宋 姈信
協力プロデューサー:飯田雅裕
音楽:中川俊郎

製作:ギークピクチュアズ/yoshihiko ueda films/ユマニテ/朝日新聞社
配給:ビターズ・エンド 制作プロダクション:ギークサイト
2020年/日本/128分/5.1ch/アメリカンビスタ/カラー

©2020 "A Garden of Camellias" Film Partners


https://natalie.mu/eiga/news/372917
https://twitter.com/tsubaki_niwa

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Artist Information 



上田義彦 

1957 年生まれ、兵庫県出身。写真家、多摩美術大学教授。福田匡伸・有田泰而に師事。1982 年に写真家として独立。以来、透徹した自身の美学のもと、さまざまな被写体に向き合う。ポートレート、静物、風景、 建築、パフォーマンスなど、カテゴリーを超越した作品は国内外で高い評価を得る。またエディトリアル ワークをきっかけに、広告写真やコマーシャルフィルムなどを数多く手がけ、東京ADC 賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞はじめ、国内外の様々な賞を受賞。作家活動は独立当初から継続し、2018年までに34冊の写真集を刊行。近著に『FOREST 印象と記憶 1989-2017』、『林檎の木』など。2011年、Gallery 916 を主宰し、写真展企画、 展示、写真集の出版をトータルでプロデュース。2014 年には日本写真協会作家賞を受賞。現在に至る。



Yoshihiko Ueda 

Photographer/Curator Born 1957 in Hyogo Prefecture, Japan. Assisted Masanobu Fukuda and Taiji Arita, before launching his career as an independent photographer in 1982. From editorial work, he went on to shoot numerous commercial photographs and films. International recognition for his commercial work includes the Tokyo Art Directors Club Grand Prize, New York Art Directors Club Award, and a Silver Lion at the Cannes Lions International Festival of Creativity among many others. In parallel, Ueda has also since 1982 continually pursued his artistic practice. As of 2018, he has published 34 photography collections. He is the director (since 2011) of Gallery 916, where he plans and produces photography-related exhibitions, publications, and talks.





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