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写真集『SMOKE LINE』、『近づく』、『Storm Last Night』の津田直さんが展覧会を東京にて開催します。
ぜひお誘い合わせの上、足をお運びください。

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本展では写真家・津田 直が近年訪れているヨーロッパ最西端の地域で撮影された二つのシリーズより作品を発表致します。
2009年より風景が信仰の対象だった古代の土地を求め、大西洋に浮かぶ島嶼への旅は始まりました。
「Storm Last Night」シリーズでは、6×17インチというパノラマフォーマットで撮影され、アイルランドを舞台にディングル半島からアラン諸島、実在した女海賊が暮らしていたというクレア島、ドネゴール地方を中心にフィールドワークが続きました。日々、「古代人は何を思想したか」という問いを胸に抱きながら、古代遺跡の中を歩き回り、キリスト教以前の世界の原点を渡り歩きました。
続けて2012 年から制作された新作「Earth Rain House」シリーズでは、スコットランド北方に浮かぶオークニー諸島、シェトランド諸島、アウター・ヘブリディーズ諸島と呼ばれるアウターアイランズを巡りました。そして先住民族の残した聖跡を経て、無文字文化に生きた人々が築いた住居跡や嵐の過ぎ去った後に偶然発見されたという家々、人間がかつて暮らした島々へと辿り着きました。
そこでの光景を津田は、「まるで人類の記憶の深奥を垣間見ているようだった。そして僕らは今でも遙か5000年という時空を超え、旅立つことができるのだ」と語っています。

津田直 「Storm Last Night / Earth Rain House」

会期

2012年8月20日(月)~9月25日(火)※日曜、祝日休館
OPEN: 10時~17時30分

会場

キヤノンギャラリー S (品川)
東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
TEL: 03-6719-9021
URL: http://cweb.canon.jp/gallery/archive/tsuda-earthrainhouse/index.html


アーティストトーク

フィールドワークを続ける写真家・津田 直氏が
詩人の管 啓次郎氏をゲストに迎え、制作時のエピソードなどを対談致します。

日時:2012年9月8日(土)13時30分~15時
会場:キヤノン S タワー3階 キヤノンホール S (品川)
定員:先着150名
入場料:無料
お申し込み:http://canon.jp/event/よりお申し込み下さい。(締め切り:9月6日(木))

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いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、この夏から冬にかけて開催するイベントの際にお手伝いいただけるボランティアの方募集のお知らせです。

もともと少ないスタッフで運営していますので、写真や本にご興味のある方に手伝っていただけたら有り難いです。
満足なお礼もできず心苦しいのですが、お気持ちのある方はぜひ気軽にお問い合わせください。

赤々舎代表 姫野希美

たくさんのご応募ありがとうございました。

< 1 > AKAAKAサーカス
(1) 8月11・12日(土・日)
(2) 8月25・26日(土・日)
(3) 10月27・28日(土・日)
(4) 11月3・4日(土・日)
(5) 11月10・11日(土・日)
(6) 11月24・25日(土・日)

(1)~(6)の計6回ですが、そのうち一番多く来られる方にお願い出来ればと思います。
また、一回のイベントが2日連続で開催されるため、その両日来られる方を募集します。
時間はイベントによって様々ですが、基本的には11~19時を予定しています。

< 2 > TOKYO ART BOOK FAIR 2011
9月21日(金)ー9月23日(月)
於 京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス(東京)
 
ブックフェアに出展します。搬入搬出、販売のお手伝いを募集します。
9月21日は昼過ぎから21時まで、22・23日は11~19時の予定です。
全日程来られる方、お願いいたします。
    

1、2とも交通費をお支払い致します。
また、イベントの前には顔合わせを兼ねた打合せもしたいと思います。
混沌とした現場だと思いますが、応募くださる方は、下記の松本のアドレスまでメールください。
追ってお返事や詳細を差し上げます。

どうぞよろしくお願い致します。

<応募について>
【お名前、ご連絡先、参加可能な日程、好きな写真集、所属(もしあれば)】を明記のうえ、下記メールアドレスまでお送りください。
担当:松本 matsumoto(a)akaaka.com ※(a)を@に替えてください。
人が集まり次第、受付終了とさせていただきます。

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作品集「名和晃平 シンセシス」の名和晃平さんが東京でトークイベントに参加します。
今回、トーク終了後には、作品集「名和晃平 シンセシス」をご購入していただいた方を対象にサイン会も開催予定です。
ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

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TOO MUCH Magazineの主催するレクチャーシリーズ「Romantic Geography」。

今回は若手注目株の2人のアーティストを迎え、ドローイングについて考えます。
情報化の加速によって身体が希薄になってしまいかねない今日、もっとも初源的な身体を用いた制作行為であるドローイングは、今、どこに向かっているので しょうか。
現代彫刻の名和晃平とストリートアートの大山エンリコイサムという、異なる手法で活躍するアーティストが、ドローイングに焦点をあて、それぞれ の創作を見つめ直し討論します。また両者の活動をよく知る小崎哲哉が参加することで、より多角的な視点からアーティストとドローイングの関わりを分析して いきます。

情報とドローイング―希薄化する身体の現在地
 



日時

8月4日(土) 開場13:30 / 開演14:00

会場

VACANT (東京・原宿)

ご予約

参加費:1,000円
booking@n0idea.comまで参加の旨のメールをお送りください。
当日券もご用意いたします。

作品集『名和晃平 シンセシス』をご購入いただいた方を対象にサイン会を開催します。

出演


名和晃平 / 
大山エンリコイサム / 
小崎哲哉

名和は、インターネット経由で取り寄せたオブジェクトをビーズで覆いつくすPixCellなどの彫刻シリーズで知られて います。それらの作品は、作り手の身体とのやり取りから生み出される造形というより、情報環境を通して出会ったイメージをそのまま彫刻化したものと言えるでしょう。

また、グラフィティ文化は都市のなかで機動する鋭敏な身体感覚を想起させますが、大山の場合はむしろ、メディアを介した視覚的なグラフィティ図像のアーカイブからクイックターンという造形要素を抽出し、それを用いて壁画や絵画作品をつくっています。



このように、一見すると両者とも、いわゆる身体性から一度は距離を置いたところで制作をしているように思えます。ただ、彫刻の印象がつよい名和もドローイ ングの作品を多く制作していることや、大山がライブペインティングの活動をおこなっていることからも伺えるように、そこには迂回したかたちでの身体への関 心が見て取れるのもまた事実です。それはオーガニックでわかりやすい身体ではないかもしれませんが、そうであるからこそ情報化が強まる現代社会において、 美術制作における身体感覚とはどのようなものかを再考するひとつのきっかけとして捉えられるでしょう。

コム デ ギャルソンとのコラボレーションやホテル アンテルーム 京都のアートワーク、またアジアン・カルチュラル・カウンシルのニューヨーク滞在経験など、共通点も多い作家同士の初となる公開対談です。ご期待ください。

◎昨年開催され、話題を呼んだ東京都現代美術館「シンセシス」展のカタログであり、名和晃平・初の本格的作品集『名和晃平 シンセシス』も販売予定です。作家によるカテゴリーごとの解説を扉に、ここ10年の作品を収載。全冊にオリジナルドローイングピース入り。 ご購入いただいた方を対象にサイン会も開催予定です。


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大変長らくお待たせしたのですが、『ことでん 仏生山工場』の先行発売を始めます。
先行発売は、GABOMIさんが現在展覧会を開催している高松市美術館、
ことでんHPと瓦町駅売店、そして弊社HPでの先行予約受付とさせていただきます。

先行発売という形で、7月31日より、高松市美術館のショップ、ことでんの駅売店、ことでんHP、弊社HPで発売は致しますが、
全国の書店に並ぶのは、8月22日頃を予定しています。

GABOMIさんの写真、寄藤さんのデザイン、くるり岸田さんの推薦文、真鍋取締役の言葉、
ことでんへの愛を感じられるものとして、この本に詰まっています。

この機会にぜひお求めください。


bk-kotoden-02.jpg
ことでん 仏生山工場
写真=GABOMI
2,625円(税込) | 297 × 210 mm | 112頁 | 並製本
アートディレクション : 寄藤文平


"Kotoden"
Photographs by GABOMI


2,625 Yen | 297 × 210 mm | 112 page | softcover
Art Director:Bumpei Yorifuji

ISBN 978-4-903545-82-0



  より詳しい情報はこちらよりご覧になれます。→ http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-kotoden.html
現在発売中の写真集『ことでん 仏生山工場』(全国発売は8月中旬)のGABOMIさんが参加している、
高松市美術館で開催中の「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.02」におけるギャラリートークに
GABOMIさんと、ことでん(高松琴平電気鉄道株式会社)取締役 真鍋康正さんと共に、弊社代表の姫野が出演します。
撮影についてや、写真集が完成するまでのストーリーなど、多岐にわたって話がされる予定です。
ぜひお誘い合わせの上、足をお運びください。

写真集『ことでん 仏生山工場』は7月31日より、ことでん瓦町駅&WEB、
高松市美術館、赤々舎WEBのみで先行発売され、全国書店においては8月中旬より販売予定です。

写真集『ことでん 仏生山工場』についてはこちら
 

GABOMI x ことでん真鍋康正 x 赤々舎姫野希美 ギャラリートーク

日時

2012年8月3日(金)14時~

会場

高松市美術館「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.02」内、GABOMI展示エリアにて

出演

GABOMI(写真家) 、真鍋康正(高松琴平電気鉄道株式会社取締役)、姫野希美(赤々舎社長)

■ご参加には展示室入場料が必要です。
・一般  一般800円 ※65歳以上も一般料金
・大学生  500円
・高校生以下無料
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