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グローバルメディア「VICE」日本支部のクリエイティブ・ディレクター/コンテンツ・マネージャー/エディター/映像プロデューサーを長年務め、 開設1年半で世界16.5万人を魅了したYouTubeチャンネル「VICE JAPAN」企画クリエイティブも担い、現在は写真分野を中心としたイベントプロデュース・執筆活動で知られるトモ・コスガ氏。
氏と実力派の写真家3人を迎え、トークイベント『言葉なき対話:物語る写真たち』を8月から11月までの4ヵ月間にわたって開催致します。
第3回となる11月22日には、10年にわたって全編女性のポートレイトを撮り続け、2013年末に初となる写真集『やっぱ月帰るわ、私。』を刊行した写真家のインベカヲリ★氏と【現代女性の人格形成】というテーマについて語っていただきます。
日時
11月22日(土) 19:30〜定員
70名様参加費
500円お申し込み方法
代官山 蔦屋書店にて参加チケットをご購入ください。場所
代官山 蔦屋書店〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
Tel: 03-3770-2525
プロフィール
東京を中心に活動。個人の思考、経験、人格形成など、人生における物語をテーマに、現代に生きる女性の姿をポートレート作品として表現している。国内外で 個展を開催し、2013年には写真集「やっぱ月帰るわ、私。」を発表。
2014年10月29日より個展「始まりに向けての青」開催。(東京・恵比寿America- Bashi Gallery)
トモ・コスガ 企画・進行
世界35ヵ国展開のグローバルメディア「VICE」日本支部のエディター兼クリエイティブ・ディレクターを経て独立。
写真分野を中心に、編集、執筆、展覧会キュレーション&プロデュース、コンペティション審査員など多岐にわたって活動。
これまでグルメとお買い物のイメージしかなかった香港。そこにいきなり巻き起こった学生の抗議デモの様子に、多くの人が驚いたのではないでしょう か。雨傘で催涙ガスに抵抗する姿や、路上を埋めるテントの群れなど、どれもこれまでの香港には見られなかった光景です。若者たちの怒りとパワーはどこから 来たのか、他の人々は彼らの行動をどのように見ているのか、香港社会が直面している状況を、香港出身で東京で活動する写真家ERICにリポートしてもらいます。
ERICの両親は中国の広東省出身で、1972年、まだ文化大革命の影響下にあった中国を脱出、仲間ともに一週間かけて山越え、川を渡って香港にた どり着きました。ERIC はその2年後に香港で生まれています。今回の抗議活動については、友人たちは賛同で、両親は反対と、当然ながらその評価は一様ではありません。
ERIC はこれまで日本、中国、インドなどで人の蝟集する場を至近距離で撮影し、独特なスタイルで写真作品を作り上げてきましたが、香港を撮ったのは、実は今回が はじめです。どうしてこんなことになったのか自分の目で確かめたい、いま香港がどのように動いているのか知りたい、という思いにかられたと語ります。
デモ隊に催涙ガス弾が投げられ2日後に香港に入り、これまで2度にわたって取材をおこなってきましたが、撮影された写真には、デモの現場だけではな く、デモとは無関係の街の情景も入っています。いかにもERICらしいエネルギーと色に溢れたそれらの写真を上映してもらいながら、会場からも質問や意見 を受けて双方向で進めます。
(企画:大竹昭子)
日時
参加費
学割 1,000円(学生証提示)NEW
予約方法
出演
ERIC(エリック)
1976年香港生まれ。1997年、日本語を習得するために来日。写真店「西村カメラ」に住み込みで働きながら写真を学ぶ。代表作に『中国好運|GOOD
 LUCK CHINA』(赤々舎、2008年)、『LOOK AT THIS 
PEOPLE』(赤々舎、2011年)等。2009年第9回さがみはら写真新人奨励賞受賞。2014年9月にインドで撮影した最新作『Eye of 
the Vortex』(赤々舎)を刊行。
http://ericolour.com
大竹昭子(おおたけあきこ)
1950年東京生まれ。作家。小説、エッセイ、批評など、ジャンルを横断して執筆。小説に『図鑑少年』『随時見学可』『鼠京
トーキョー』、写真関係に『彼らが写真を手にした切実さを』『ニューヨーク1980』『この写真がすごい』など。朗読イベント「カタリココ」を開催中。
http://katarikoko.blog40.fc2.com
場所
SARAVAH東京TEL/FAX 03-6427-8886


