邢磊(XING Lei)『潮汐』

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 邢磊『潮汐』
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  Book Design:榊原健祐(Iroha Design) 
  
  発行:赤々舎

  Size: H200mm × W228mm
  Page:112 pages 
  Binding:Hardcover


  Published in February 2023 
  ISBN
978-4-86541-164-5

¥ 4,000+tax 

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About Book


秘められた葛藤、生命にまつわる体験が浮沈する、潮の時


90年代に生まれ育った中国の写真家 邢磊(XING Lei)。山、石、水、化石、時計などが反復され、永遠なるものを求めるその"暗箱"には、儚く失われたもの、宇宙、宗教、哲学からのインスピレーション、夢や旅の記憶の断片などが寄せ返す。

傘をさして船を漕ぐ人、江に向かって楽器を弾く人、湖や河に対して心の声を語る人。長い間、潮の時空に漂い、邢磊が撮影したこれらの多くの場面は、長閑で、まとまりなく宙吊りの時間に見えるが、だからこそ、それらは断片的で、砕け散っているように現実味がある。

「写真を撮ることは、自分の記憶や想像力の延長線上にある」(邢磊)

 暗箱は、棺のように永遠に閉じられたままではなく、内面の苦悩や葛藤を越えていくように、写真という架空の身体、想像力で世界に向き合おうとする。そのとき、秘められた潜像もまた、寄せくる現実の光芒に侵蝕されることを避けられない。隠れる太陽、失われてゆく愛する人、繰り返し消滅する自己のように。

雨が降り続け、長江に流れ込み、最終的には大海に合流するように、潮の時空は、耐え難い苦痛のすべてをやがて無為自然のままに洗い流し受け入れてくれるだろうか。
不確定に満ち引きながら、秘められた葛藤、生命(イメージ)にまつわる体験が浮沈する、潮の時空。






"私は壊れやすいものを撮るのが好き。蝶、植物、遺跡、迷子の人など。また、私は永遠なものに魅了される。月、川、潮汐、 化石など。

それが人生の儚さや惜しさなのか、それとも自分の性分がそうなのか、いまだによくわからない。しかし、私の愛する人たちが 次々と消えていくことで、このような生命にまつわる体験を描かざるを得なくなった。

写真を撮ることは、自分の記憶や想像力の延長線上にある。 開く、閉じる、隠す、混乱させる... 暗箱には、過去や秘密が無限に詰まっているのだ。そして、カメラを手にして世界と向き合うと、過去の潮汐がこうして広がっていく。 私の人生において、写真は航海を続けるための船である。風化が進み、やや朽ちかけてはいるが。しかし、暗闇が訪れても、 そこにはまだ私を受け入れる余地がある。"

邢磊(XING Lei )





Tide

XING Lei


"I am fond of taking photograph fragile things: butterflies, plants, relics, and lost people. Additionally, I am enchanted by the eternal elements: the moon, rivers, tides, and fossils.

Maybe it's because of the fragility and regret of life, or because of my own nature, honestly, I have yet to fully comprehend. However,  the continuous passing of my dear ones compels me to articulate these experiential facets of existence.

Whether it is due to the fragility and regret of life or simply a natural inclination, I still do not fully understand. Nevertheless, the successive  passing of my dear ones have compelled me to articulate these experiential facets of the existence.

Taking photographs for me,  is an extension of my memories and imagination: unfolding, closing, concealing, and, confusion... Within the dark box lies an infinite abundance of the past and secrets. And when I pick up the camera and face the world, the tide of the past spreads out like this.

In my life, photography is akin to a ship. Though it has weathered and decay with time, it still has the capacity to embrace me even when darkness descends."


Extracted from the afterwords

Xing Lei 

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我喜欢拍摄脆弱之物:蝴蝶, 植物, 遗迹, 失落之人; 也迷恋永恒:月亮, 河流, 潮汐, 化石。

或许是出于对生命的脆弱与惋惜, 还是自己天性如此, 说实话我至今也没搞清楚。但亲爱之人的不断消逝, 令我不得不去描述这些生命体验。

拍照是一个人记忆与想象的延伸:打开, 闭合, 隐匿。混淆...暗盒里存放着无限的过去与秘密。而当我拿起相机, 面对这个世界的时候, 过去的潮汐便会像这样蔓延开来。

在我的生命里摄影是一艘船, 我靠着它继续航行。虽然它已风化得有些枯朽不堪。但是当黑暗降临, 那里仍然可以收留他。








Artist Information 


邢磊 (シン・レイ)


1991年、中国生まれ。現在、写真家として南京で活動。


主な個展
2019「曼荼罗」(画英雄 / 中国)
2019「我们都被困在时间里」(陶谷公园 / 中国)
2020「重力与光」(原自OrigiNature / 中国)
2022「秘则为花」(LowLowland / 中国)

主なグループ展
2019「异卵共生」两岸青年摄影展、所见画廊、中国 
2019「白日梦」、パリ現代アジア美術博覧会群、フランス
2016  济南国際写真双年展学術展示、中国 
2015「观照」、20人のアジアの若手写真家の作品展示 、中国


受賞
2015  中国当代新進写真家賞 TOP20 受賞
2014  第五回济南国際ビエンナーレ  最優秀新人賞 受賞



XING Lei  


Born in 1991 in China. Currently based in Nanjing.

Many solo and group exhibitions.

Awarded the Top 20 Contemporary Chinese Photographers Prize in 2015,

and the Best Newcomer Award at the 5th Jinan International Biennial in 2014.