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写真家の浅田政志と編集者の藤本智士が、東日本大震災で津波を被った写真やアルバムの
救済現場を取材した記録を出版いたします。

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「アルバムのチカラ」出版プロジェクトとは

2011年の震災から約一ヶ月後、泥だらけになった写真を洗浄する人々の活動が東北沿岸部各地で自然発生的に行われていることをボランティア活動のために行った被災地で知った2人は、それ以降の2年間にわたり、取材、記録、ノウハウのシェアとなる紹介をおこなってきました。

あれから3年が経った今でもなお、写真やアルバムを洗浄する思い出の救済活動は行われています。その事実を伝える為、そして写真をプリントすること、アルバムにすることの大切さを伝える為、記録を書籍化し、多くの人たちに伝えたいという思いの下に立ち上がった出版プロジェクトです。


それに際しまして、現在、日本で代表的なクラウドファンディングサイト Motion Gallery(モーションギャラリー)にて、クラウドファンディングを実施しております。(3/20現在の達成率55% 残り15日)

応援特典チケットをお選びになって、応援してくださる方を募っておりますので、是非ともご協力をお願い申し上げます。

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出会い

2009年10月、第一回の『ALBUM EXPO』が大阪にて開催されました。デジタル全盛のこの時代に、アルバムの大切さをあらためて伝えようと開催したイベントです。この企画者が本著者である、編集者の藤本智士でした。

 
著名人50人のアルバムの実物をお借りして展示するなど、多くの方の賛同のもと開催された『ALBUM EXPO』でしたが、この企画にスタートから全面的な協力をしていたのが写真家の浅田政志でした。


2010年には2回目の『ALBUM EXPO』を開催。その際に、アルバムメーカーさんとともに、12月5日をアルバムの日と定めます。

  


そして3回目の開催をどうしようかという、2011年3月、東日本大震災が起こりました。

震災から一月が経ったある日、偶然にも時を同じくして、ボランティア活動をするべく被災地に向かった藤本智士と浅田政志。藤本智士が最初にむかったのは宮城県の石巻・松島。浅田政志が向かったのは岩手県の野田村でした。



そこで2人は初めて、泥だらけの写真たちと、それを洗浄する人々に出会います。互いに連絡をとりあうなかで、そういった活動が東北沿岸部各地で自然発生的に行われはじめていることを知った2人は、それらを取材することで、各地の写真洗浄のノウハウをシェアできるようにしようと、旅にでることを決めます。


2011年7月をスタートに、あらためて取材として東北沿岸部にむかった、浅田政志と藤本智士は、以降2年間にわたって定期的に沿岸部の思い出救済現場を取材。その模様を展覧会にして伝えるなどの活動を行ってきました。

 
そしてあの大きな震災の記憶が早くも薄れはじめているいま、現在もなお思い出救済活動が行われている事実を伝えるためにも、この取材の記録を書籍化し、多くの人たちにあの時、被災地でどういう人々が立ち上がり、そしていまもなお何が行われているのか? について伝えたいと思っています。


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アルバムというカタチにすることの大切さ

2011年3月11日に起こった東日本大震災では、多くの写真やアルバムが津波にのまれ、泥だらけになってしまいました。

しかしその多くがいま、持ち主の手元に戻ってきています。それは、泥だらけの思い出たちをゴミにしないよう、自らも被災しながらも、不断の決意で行動した人たちがいたからです。

被災地の思い出を救おうと行動を起こした人たちがいたんだということ。そのお陰でいまもなお、少しずつ持ち主のもとに写真が返却されているということ。いまこそ、伝えなきゃと思っています。

これは、写真家の浅田政志と編集者の藤本智士が、震災後2年に渡って被災地に赴き、沿岸部の写真救済の現場を取材しつづけたその記録です。

デジカメやスマホで写真を撮り、データのままプリントしないことが普通になったいま、あらためて写真をプリントすること、アルバムというカタチにすることの大切さを本書をもって伝えたいと思います。

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プロフィール

写真家 浅田 政志(あさだ まさし)
1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校在学中より自身を含めた家族が被写体となり、家族写真を撮り始める。その作品をおさめた写真集『浅田家』(赤々舎刊)が第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。『みんな家族』の企画では全国の家族のもとを訪れ、家族の現状を丁寧に話し合いながら1枚の家族写真を撮影している。国内外で写真展を精力的に開催。著書は『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『八戸レビュウ』(美術出版社刊)、『くまモン、どこ行くの?』(飛鳥新社刊)、『南予写真 NANYO』(日本文芸社刊)、家族写真は「」である。(亜紀書房刊)などがある。


編集者 藤本 智士(ふじもと さとし)
1974年兵庫県生まれ。有限会社りす代表。雑誌『Re:S』編集長を経て、現在、秋田からニッポンのふつうを考えるマガジン『のんびり』の編集長を務める。また、吉本興業発行の『おおらかべ新聞』(大阪)など、編集を軸にローカルデザインを考える事例が話題に。編集・原稿執筆を手がけた『ニッポンの嵐』は、発売4日で20万部を超える大ヒット。著書に『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)、福田利之との共著『BabyBook』(コクヨS&T)。編著として池田修三作品集『センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)。
http://re-s.jp/  http://non-biri.net/ 






プロジェクトへの参加、詳細は、こちらにてご確認ください

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*Motion Gallery(モーションギャラリー)内のページへ遷移します*



3/9付産経新聞「美の扉」にて、神田恵介さん浅田政志さん共作『卒業写真の宿題』をご紹介頂きました。

<「人生に寄り添う服で」卒業写真>という、とても素敵な見出しの大きな記事です。
(左:神田恵介さんの作られた制服を着て、生まれ育った群馬県の牧場でキメのポーズをしている、浅田政志さん撮影「牧場スケバン少女」!)



こちらのシリーズは、2014/2/22~5/18 水戸芸術館「拡張するファッション」展に出展されています。

4月5日(土)には写真作品の被写体となった学生たちを迎えてのトークも開催予定ですので、ぜひこの機会に足をお運びくださいませ。




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※展示されているシリーズと同名の作品集『卒業写真の宿題』が4月上旬に赤々舎から出版予定です!

現在、水戸芸術館のミュージアムショップ コントルポアンにて先行予約受付中(店頭お取り置きのみ/サイン特典有)ですので、是非宜しくお願い致します。



3月13日より、大阪ニコンサロンにてインベカヲリ★写真展「やっぱ月帰るわ、私。」が開催されます。 

会期中の3月16日(日)14:00~15:00には、 インベカヲリ★(写真家)×佐伯慎亮(写真家)のトークショーもございます。

皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ足をお運びください。


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©INBE KAWORI
インベカヲリ★写真展
やっぱ月帰るわ、私。

「近々、終わらせる予定なのでその前に写真を撮ってもらえませんか?」
と言われて、作者はカメラを持って会いに行った。すでに身辺整理された部屋には、処分予定の服や家具が積んである。
写真を撮るより先に、まず相手の話を聞く。最近起こったこと、今考えていること、昔の話。「へー、すごいね! 面白いね!」素直に相槌を打っていると、相手もどんどんノってくる。用意されたロープや練炭や製造中止になった入浴剤。「これ、どうやって使うの?」などと聞きながら、世間的とは違う、その子の持っている「普通」に視点を合わす。
顔を撮る。衣装を着せて、動きの指示を出し、もっと怒りにみちた目を!と要求したりする。表情を作ったからといって、それが演技であるとは思わない。彼女たちの心象風景は、作者にいったん取り込まれ再構築された世界だ。
「幸せになったら、カヲリちゃんは撮ってくれなくなるんでしょ?」
と、ある日、誰かに言われた。そんなことはない。
社会へ適用するために擬態した姿を撮りたいわけではないから、自分の言葉で語ってくれる人に興味を持つだけだ。ふり幅のある情緒や、表現したいという自己愛は、女性の色気であると思う。人間とは、その人の持つエネルギーのことだから、顔や体を超えた先にある魂を写したいと作者は考えている。カラー約45点。

会期

3/13 (木) ~3/19 (水) 10:30~18:30(最終日は15:00まで)
会期中無休

トークショー

3/16 (日)14:00~15:00 インベカヲリ★(写真家)×佐伯慎亮(写真家)


会場

大阪ニコンサロン
大阪市北区梅田2-2-2  ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階







写真集『やっぱ月帰るわ、私。』はこちらからお買い求めいただけます。
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SANKEI EXPRESS 2014.0302 幅允孝(はば•よしたか)さん「本の話をしよう」のコーナで、『津波、写真、それから』について取り上げて頂いております。

人が生きていくのに写真は必要か?という見出しにはじまり、「3年という時間の前に対峙する」、「誰かが生きていた痕跡」、「震災と自分の自然な距離感」という3つの章立てで、とても細かく丁寧に、高橋宗正の活動と『津波、写真、それから』についてのことを書いてくださっています。

人と本がうまく出会えるような提案、活動をされているブックディレクター 幅さんならではの記事とおもいますので、ぜひお手にとりお読み頂ければと思います。
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『津波、写真、それから』はこちらからお買い求めいただけます。 

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写真集『そこにすわろうとおもう』の大橋仁さんが、「IMA CONCEPT STORE」のオープンを記念した特別企画として、『美術手帖』編集長の岩渕貞哉さんと対談されます。定員80名とのことなので、皆さまお早めにご予約の上、ぜひ足をお運びください。

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「大橋仁は現代アートか?(仮)」

出演 

大橋仁
岩渕貞哉 

日時

2014年3月26日 19:00~

会場

IMA CONCEPT STORE
イマ コンセプト ストア
東京都 港区 六本木5-17-1 AXISビル3F

IMA CONCEPT STORE
 


料金

【オープニング特別価格】¥1,500(税込)*コーヒー1杯つき【定期購読会員価格】¥1,300(税込)*コーヒー1杯つき
支払い方法 イベント当日、現金にてお支払いください。

予約方法


イベントへのご参加の前に必ずこちらをご確認ください。*IMA ONLINE HP内のページへ遷移します*

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3 お電話でのお申込み 03-3740-4560
(受付時間 11:00〜18:00 月〜金)
4 email
event@imaonline.jp
件名にイベント日時とタイトル、メール本文にお名前・参加人数・メールアドレス・電話番号を明記の上、お申し込みください。

*出演者の都合またはやむを得ぬ事由により、イベントを中止・延期する場合がございますので、ご了承くださいませ。

定員

80名

申込期間

2014年02月21日(金) - 2014年03月25日(火) 


出演者プロフィール

【大橋仁】 
1972年神奈川県生まれ 
99年「目のまえのつづき」青幻舎刊 
06年「いま」青幻舎刊 
13年「そこにすわろうとおもう」赤々舎刊 
いつか東京で個展がしたい 
写真、動画、の撮影仕事等 

【岩渕貞哉】 
『美術手帖』編集長。1975年横浜市生まれ。1999年慶応義塾大学経済学部卒業。2002年より『美術手帖』編集部、2008年に編集長就任。書籍・別冊の『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ ガイドブック』(2006)、『瀬戸内国際芸術祭ガイドブック』(2010)、『村上隆完全読本1992-2012 美術手帖全記録』(2012)なども担当。

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写真集『そこにすわろうとおもう』はこちらからお買い求めいただけます。

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