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9月10日(木) 放送 日テレ「スッキリ」にて、花井 達 『祝!結婚した』をご紹介頂きました。


ご紹介頂いた『祝!結婚した』は、ブライダル・フォトの仕事に携わってきた花井達が、新郎新婦を主役として撮る一方で、式の前後や周辺にも心を寄せ、むしろ新郎新婦が見られないであろう、式の瞬間をカメラに収めてきた写真集です。

緊張のあまり、壁に突っ伏している新郎。孫の花嫁姿に対面するおじいちゃん。レフ板を掲げる役を買って出るお父さん。奇想天外なふるまいに出る子どもたち。そして式には参列できなかった故人。
12年間に渡り、さまざまな家族の結婚式の一日の瞬間を撮影した作品からセレクトされた写真には、家族であること、家族になること、そして必然であり偶然であるような関係性の貴重さ、ユーモラスさが凝縮し、ハレの場での一生懸命な祝福の気持ちが、その存在に迸っています。


番組では以下の写真をご紹介頂き、盛り上がった出演者の方々から、写真で一言大喜利のようなコメントも!
そこにもまた祝いの場に続くような、笑顔が生まれていました。

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みんなが式に集中する中で、一人だけ振り向いている女の子。 
「何撮ってんだよ」「見てんの知ってんぞ?」「新郎新婦撮れよぉ」笑






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こちらは普段、映画関係のお仕事をされているという新郎のお父さまが、はりきり過ぎて自らレフ版を持っている瞬間。
新郎新婦より目立ってしまっている気がしますが、それを見る新郎新婦も満面の笑みでいらっしゃるのが、さらに素敵な一枚です。




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笑いだけではなく、グッとくる瞬間も...。 
新郎がおばあちゃんに晴れ姿を見せにきたところ、奇跡的に目を覚ましたという瞬間。
式の前後や周辺にも心を寄せた一冊だからこそ、人の営みが照らし出され、すべての人に重なるような、唯一無二の瞬間が写し出されています。




他にも、家族であること、家族になること、必然であり偶然であるような関係性の貴重さ、ユーモラスさが一枚に凝縮した写真が、たくさん収録されています。


かつて撮られなかった結婚式の瞬間。今年はコロナの影響もあり、結婚式の数も減ってしまっているそうですが、何か大切なものを贈られたときのように、私たちの心にも届き、開かれるこの一冊を、ぜひお手に取って頂ければと思います!



花井 達『祝!結婚した』はこちらから。

http://www.akaaka.com/publishing/tatsu-hanai.html

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2020年 7月31日(金) 放送 NHK「あさイチ」プレミアムトークにて、絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんに、小社刊 朝海陽子『sight』をご紹介頂きました。

番組中ヨシタケシンスケさんがご紹介された本は以下などです。

佐々木マキ『やっぱりおおかみ』
やぎゅうげんいちろう『はなのあなのはなし』
ショーン・タン『エリック』
いしいひさいち『DOUGHNUTS BOOKS』
クリハラタカシ『冬のUFO・夏の怪獣』
朝海陽子『sight』
『世界の祭りと衣装』


ご紹介頂いた小社の 朝海陽子『sight』は、自宅で被写体がリラックスしながら映画を見始め、映画に没頭して無防備な状態になったころ、朝海がそっとシャッターを切った写真集です。


・【ティファニーで朝食を】を見る女性2人
・【セックス・アンド・ザ・ムービー】を見る女性
・【ホームアローン】を見る子どもたち
・【酔拳2】を見る母子
・【モンスターズ・インク】を見る男女カップル


など、映画の画面自体は写されていませんが、それを見る被写体の服装や表情、部屋のインテリア、タイトルとなっている映画題名と都市名などの情報から、被写体の人物像や日常の時間が想像され、映画の時間とその人の人生という長い時間が、重なりあうように表情に浮かび上がった不思議なユーモアのある作品集です。

「見ること」と「見られること」の接点から生まれる新しいポートレート。

この数ヶ月は、ご自宅で映画を見て過ごす時間が普段より多かった、という方も多くおられるのではないかと思いますが、ご覧になったその映画の時間、皆さんの人生の時間は、表情にどのように浮かび上がっていたでしょうか。


朝海陽子『sight』はこちらからお求め頂けます。


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2010年、小社は『ルワンダ ジェノサイドから生まれて』という写真集の日本語版を刊行しました。
これは、ジャーナリストのジョナサン・トーゴヴニクが、1994年にルワンダで起きたジェノサイドの際、
性暴力によって出産にいたった母親にインタビューし、その母子のポートレートとともに収載したものです。
写真批評家の竹内万里子さんが原著(英語版)に出会い、深く心動かされたことがきっかけで、日本語版の企画が実現しました。幸い大きな反響をいただき、現在、二刷です。

この度、続編となる『あれから--ルワンダ ジェノサイドから生まれて』を、2020年4月に刊行する予定です。
トーゴヴニクは12年前に会った家族のもとを再び訪れ、母親、そして今回は子どもたちへのインタビューも行いました。成人した彼らは、「殺人者の子ども」と呼ばれながら生きてきた日々について語りました。
12年前と同じ場所で撮られた母子のポートレートは、それぞれが経た時間の重さを秘めています。

紛争地帯における武器としての性暴力から生まれた子どもたち。
家族みなが負う複雑な傷と葛藤。トーゴヴニクが見出した、静かな希望や許しをふくめて、今に続く問題として投げかけることができればと願っております。
勇気をもってカメラの前に立ち、沈黙の果ての言葉を紡いでくれた母親と子どもたちに、深い敬意を抱いております。

この本を和英併記で世界に向けて送り出したく、制作費の一部をクラウドファンディングにて2/10まで募っております。お忙しいところ恐縮なお願いとなりますが、下記のクラウドファンディングのページをご覧いただき、ぜひお力添え、ご参加をいただければ有り難いです。何卒よろしくお願い申し上げます。


クラウドファンディング プロジェクトページ
2019年も残り少なくなってきました。
赤々舎では、下記のスケジュールで年末・年始のお休みを頂戴いたします。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2019年12月28日(土) ~ 2020年1月5日(日)

年末・年始にメールでいただきましたご注文、お問い合わせにつきましては、
2020年1月6日(月)以降に順次対応させていただきますので、ご了承の程、お願いいたします。





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赤々舎では、下記の期間を夏期休暇とさせていただきます。

2019年8月13日(火) 〜 2019年8月15日(木)

ご注文をただきました商品の発送やお問合せにつきましては、
2019年8月16日(金)以降の対応とさせていただきます。 

大変ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


株式会社 赤々舎


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